ゴミ屋敷解消法

ゴミ屋敷に住まうあなたに。

 

いや、ゴミ屋敷と言わずとも、整理整頓の苦手なあなたは突然の来客などあろうものなら目を白黒させ、片付けるから5分待ってと叫んで優に30分はドアの前で人を待たせるほどには家を散らかしているはずだ。

 

忙しいのかもしれぬが、それ以上に堕落しているのかもしれない。

 

大丈夫、堕落も極みに達すると羞恥心までもが消え失せ、足の踏み場のない廊下やリビングを何食わぬ顔で案内できるようになる。あなたはおそらくその境地までには至っておらず、面倒臭さと不甲斐なさとの間を行ったり来たりしているのであろう。

 

残念ながら人の気質というものはおいそれと変えることはできない。しかし、単に家を片付けたいだけであれば話は簡単だ。

 

まず、誰が家を片付けるかを決めよう。

◆自分で片付けるか

◆誰かに片付けてもらうか

 

【自分で片付ける場合】

先に述べたように、あなたの自堕落さは変わらないのだから、相応のモチベーションや羞恥を利用した外的要因が必要となる。

 

そのためには例えば友人を自宅へ招待する。外よりも家で飲んだ方が安上がりなのだから、節約にもなるはずだ。ハードルが高いと感じるようなら、同じく家の汚い人を呼んで慣らしてから、徐々にキレイ好きな人へとシフトしていくのがいい。

 

そしてそれで浮いたお金でオンラインのヨガやフィットネスを始めてみる。

 

家で運動をする場合は当然スペースが必要となり、また相手からの目も気になる。背景を変えたりぼかしたりすることも可能ではあるが、ぼんやりとでも雑然としているのはわかるし、突然設定が消えて周囲のゴミが露出するという恐ろしい事態にもなりかねず、ゆえに整理は必須となる。

(↓ ↓ ↓ やれ!)

 

 

【誰かに片付けてもらう場合】

とは言いつつも、私はあなたが自力で片付けることにはそんなに期待していない。

 

第一、家が汚い人は人を呼ぶ習慣が今までなかったろうから、呼ぶ人もおらず、いたとしても相手だっていきなり呼ばれて意外さに面食らうはずだ。そして運動だって、きついのは嫌いだし面倒臭いから、どうせやらないのでしょう。

 

安心してください、そういう方々の忸怩たる思いとあきらめのおかげで清掃サービス業界は隆盛を極め、経済が回っているのです。

 

いちど徹底的に家をキレイにしてもらう。そうすることで、万が一でも清潔への関心が芽生えれば儲けものだと思う。試してみるように。

 

(↓ ↓ ↓ もう無理なんだから依頼しろ!)